SとMのおれ的な定義
自分と見詰め合う企画第3弾。(笑)
最近内容が重かったので、これはコミカル口調でさらーっと流させて頂きます。
ずっとカミングアウトしなかったこの話題。よく質問されるこの話題。
「桜華はMでしょ?」
私は言い続けました。「私はノーマルですっ!!」
・・・。すいません、嘘ついてました。(笑)
ご主人様と飼い犬で書いておいておまえ今更ぢゃ!と言う意見は聞きません。(笑)
私の中でそれはいくつかの意味があってこの呼び方でブログを書いていました。
確かにそういう目線での見方もありました。
それ以外に誰よりも誇れる、誰よりも尊敬できるという意味もありました。
いろいろな意味を込めて「ご主人様と飼い犬」という表現を使いました。
だから私今まで「S・M」って単語を使わなかったでしょう?
それだけの関係じゃなかったからね。
主が欲しくて手を取ったのではなかったから。
「主従」だけは慈しむ気持ちもその意味も両方の意味で使っていましたがね。
トラバさせて頂いたgambler99さんの考え方はすごく共感できます。
トラバした文のプレイとしてでの話でなく精神的なSM論の話。
ぶっちゃけプレイの話も大共感でしたが。(笑)それは次回にゆっくりと。
本文の方にも書いてありましたが私も精神論を話します。
私は人間にはSもMも両方性格的に存在してると思います。
恋愛が良い例かもしれません。好きになったとき、好きになられたときとかね。
私も性格的になら両方持ってること知ってます。
性格的には両方あっても、後はは好みの問題でしょう。(笑)
そこからは「趣向」となりますからね。趣向的には・・・Sはないですね私。
私の思う「M」と言うものは相手に喜んで欲しくて尽くし頑張っている人だと思う。
自分の瞳にただ一人だけ映るご主人様の為だけに・・・。
「S」は相手の可能性を引き出し、委ねさせ、受け入れてあげられる人だと思う。
Sさんは大変だよね、理性を残し冷静にしていないと相手の命の危険性もやることによっては出てくるものね。誰かが言っていたっけ。SはサービスのSだって・・・。
よく「ソフト?そんなの主従じゃない、SMじゃない」って言うのを見たり聞いたりします。(おい、どこでだYO!(爆))
それに対する私の考え方は「人それぞれの『SM』が違うんだからやっていることに誰も間違ってないし、2人が良ければそれがSMになるんだと思う。だから私は相手にもっと喜んでほしいから頑張りたいの。。。」って感じでしょーか。
あ、誤解が出そう!頑張れませんよ、痛いのは拒否です。ヘタレなもんで(^^;;;
ここぞとばかりに言いたいこと!!彼女・彼ら飼い犬にも心があります。心からお慕いし、お仕えしているはずです。例えステディな関係でなかったとしてもそれを悟らせないであげてください。飼い犬にとってご主人様が全てなんですから・・・。
何故、私は頑なに「Mではない」と言い張ったのか。
痛いの嫌いです、怖いです。鞭や蝋燭プレイはきっと一生できません。
だったら私はノーマルだと思います。だから今まで周りに「桜華はM~♪」と言われても「ちゃうっ、飼い犬!!」って言っていたのはこのためです。
だけどいろんな世界を知った今の私はプレイのみがSMだとは思いません。
心がなければ、信用がなければSMだなんて無理なんじゃないかと思う。
そういう考えでだったら私はMなんでしょう。
ご主人様の前ではきっと更に拍車がかかっていたのでしょう。(笑)
そう認める事が何よりもご主人様に寵愛を受けられた私への餞でしょう。
知り合いのSさんが言ってた言葉『MはSをいと愛しみ、SはMを慈しむ』
この言葉を始めて聞いた時息を呑んだ。その頃はまだ私は普通の子だった。
普通の人が思ってる「SM」とこれは絶対違うよってバカな私でも理解できた。
快楽の為にやっているんじゃない。
それは一種の愛情表現なんだって。
私が今まで知らなかった「自分」と出会ってしまったお話はまた今度。
by cerisier_aimer
| 2004-06-05 21:37
| 「飼い犬」論